物陰の苔が青々としているのが美しいような、憎たらしいのような、日本の夏!
と言いつつ、話は2週間前のNY、ラジオシティ・ミュージックホールへ。2013年のトニー賞授賞式がありました。
今年はNHKのライブ放送がなかったので、オンライン・ストリーミングで鑑賞。
ちなみにNHKでの放送は、6月25日(火)午後11:45 から、字幕付き。
ニール・パトリック・ハリスの司会は相変わらず完璧!今年で4回目の司会になります。
オープニングは、もう、ド派手。NPHお得意のマジック・ネタまで仕込んであったし、本当に「ビッグ」なオープニング!
一昨年のが一番好きだけど、今年のも文句なし。以下、動画と箇条書きで。
- トム・ハンクスは不思議な歳の重ねかた、今まで演じたキャラの断片が積もったような怪しさ満点
- ジェシー・アイゼンバーグはまだ早口のまま
- マチルダの校長先生は想像した通りで笑っちゃう、男性が演じているのに
- マチルダちゃんたちはすごく可愛い、皆イギリス英語
- 今年から現在公演中のショーのキャラが別のショーを紹介する形式に、シカゴのお姉さんがねーーっとりした口調でBring it on を紹介するなどちょっと違和感
- そのBring it on (元はK・ダンストのチア映画) は、キャストが全員こないだまで高・大学生だった感じでフレッシュ!
- もうGlee世代の台頭かな?これが夢の舞台なんだろうな、それが伝わるようなパフォーマンス
- スパイダーマンが複数いると、虫っぽさが増す
- あ、そうだマイク・タイソンが出てきた、頑張って踊っていた(オープニングに、その後度々ジョークに)
- ライオン・キングのSimba 役の人の胸筋がスゴイ
- キンキーブーツのプロデューサーの男性が「夫」に謝辞、スピーチでは初めて気付いた、今まではよく「パートナー」と言及
- 法改正後、落ち着いて式をあげる人が増えたのかな?
- 締めのラップがグレードアップしてた
- 相変わらず終始暖かい雰囲気、ブロードウェイというコミュニティ内のお祝いだからこそ?合間に、皆でTVドラマをやっかむなど
以上、動画ばかりで見づらかったら、申し訳ございませんでした。
一番上の写真だけ、去年エンパイア・ステート・ビルディングから自分で撮ったもの。夕暮れの時。ブロード・ウェイの方向じゃないけど!
さてNPHですが、来年はミュージカル”Hedwig and the Angry Inch” 出演になりそうなので、司会じゃなくて、
ゲスト、あるいはノミニーとしての参加になるのかも。だれが司会になるにしても、ニールの後釜は難しそう。ヒュー・ジャックマン戻ってこないかな。
最後に話を無理やりタッセルにつなげると、今年の2月のオスカーには、エントランスに巨大なタッセルがございました。
ここあるいは、こちらからご確認いただけます。重そうだな、何で出来ているんでしょうか。
タッセルはどちらかというと「晴れ」のものなので、こういう席には高確率で登場します。今年は英王室のお祝い事が多いので、そちらでも高確率でタッセルが登場中。
こういう場合のタッセルは、おしなべて金色のゴージャス系です。